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ヘアスタイルと脱毛の関係について
2014/03/27
KANDA
1・・まとめ髪や(ポニーテールなど)で、いつも同じスタイルをされている方に時々生え際の薄毛が見られます。いつも後ろにかき上げてまとめ髪をされている方には、スタイルチェンジもおすすめしています。頭皮への負担をやわらげてあげるのも一つの方法です。また、寝相の悪い方がよくある例ですが、シーツの摩擦によって局部的に髪が成長しない事もあるみたいです。これらも物理的なトラブルの原因になります。寝る前に滑りの良い仕上げ剤などを付けたりして、頭皮の髪の成長をスムーズにすることができます。2・・パーマ、カラーの頭皮の影響について。パーマ・カラーで頭皮に負担がかかります。パーマやカラーリングは化学反応する薬なので頭皮や髪に負担がかかりますが、アフター処理剤で元の状態に戻しますが、個人差はありますが、カラーやパーマの後は1週間くらはかゆみ、フケがでやすくなる方もいます。このような頭皮のコンディションを整えるためにはやはりスキャルプケアがおススメです。もちろんヘアダイによるアレルギー(かぶれ)は別なので皮膚科専門医に相談する事も必要です。3・・頭皮の異常。皮脂分泌の過剰・・皮脂腺により分泌される皮脂は、皮脂分泌過剰により過酸化脂質となり頭皮の炎症を引き起こします。さらに毛穴が詰まるとことによって分泌が異常となり、ホルモンのバランスを崩し毛根機能に影響を及ぼします。4・・・毛母細胞の活性低下。髪は毛球部にある毛母細胞の分裂によりケラチンタンパクが形成されます。その毛母細胞の活性は、水分、栄養を運び込む毛細血管の委縮、毛穴の詰まりから生じる皮脂分泌の異常、毛母細胞の活性低下により、髪の成長を著しく阻害します。5・・・血行障害。毛乳頭には多くの抹消神経が入り込んでいて、そこから毛母細胞に栄養が送られます。毛母細胞はこの栄養により細胞分裂を繰り返す事ができます。血行障害は年齢が高くなったり、ストレス、ダイエットなどの外的環境により発症します。血行障害により毛球にある毛細血管を委縮させ、毛母細胞への栄養分の補給を低下させます。